今年も、昨年に引き続きお寺で「ほうろく灸」という珍しいお灸体験イベントをさせていただきました♪
ほうろく灸とは、直径30センチほどの素焼きのお皿を頭に乗せ、その上でモグサを焚いて、頭のてっぺんをお灸していく方法です。
頭のてっぺんには、「百会」というツボがあります。
「百」は多種、多様などの意、「会」は交わるという意見で、
「百会」は多くの経絡が交わるところにあるツボで、多様な効果が期待できる重要なツボです。
頭部の痛み、重だるさ、頭の芯がボーッとするといった頭部の不定愁訴に効果的です。
また、耳鳴、めまい、鼻づまりなど頭顔部の症状にも効果的です。
さらには精神的ストレスによる不眠や痔核にも用います。
頭でお尻の病気を治療する、これは経絡を介した効果によるものです。
お寺での「ほうろく灸」は、さらに副住職のありがたいお言葉の後、
後無病息災のお経の中でこのお灸を体験します。
頭がお灸で熱くなった後は、
なんとなんと、本堂で寝転がりながら、肩甲骨・背中・腹部の順番に「ほうろく灸」を当てていきます。
お寺の本堂で横になれるなんて滅多にない体験なので、お寺女子の方はかなり喜ばれておりました!
また、これが、本当に気持ちがいいんです♪
是非、みなさま一度体験して見てください。
お灸の後は、鎌倉名物の一つ、「くるみっこ」を知覧緑茶とお召し上がりいただき、
冬の食養生のお話とご自宅でする冬におすすめのツボとセルフお灸の方法を一緒に学んでいただきました♪
今年も、心も体もほっかほかで参加者のみなさまお帰りいただき、イベント終了いたしました。
そして、私たちスタッフも、みなさまの笑顔にほっこり癒された1日でした♪
来年は、まだ未体験のみなさまよろしければご参加してみてください♪
ご縁のある皆様が、昨日よりも今日、今日よりも明日を、心身ともに健康で美しくお過ごしいただけますように・・・